中尾 建三
中尾 建三
二年以上に渡りましてコロナ、コロナでありまして、このために私共の「全国ロータリークラブ野球大会」も中止を余儀なくされていました。そのコロナも未だ終息はしていませんが、世の中も少しずつ動き出したという中で感染予防対策について、充分な配慮のもとで今年は開催しようではと、皆様方にご案内申し上げましたところ全国76クラブより参加して頂くことになりました。心より感謝申し上げる次第でございます。 申す迄もなく私共の「全国ロータリー野球大会」は、昭和53年3月に当時阪神タイガース社長で西宮甲子園ロータリークラブの会長であられた今は亡き小津小次郎氏が特別な配慮をして下さり、甲子園球場で、全国のロータリーの野球同好会のチームが一同に会し、「ロータリーの友情を深め、それをロータリーの奉仕活動に繋げるようにしようではないか」との提言のもとスタートしたものであります。爾来、年を重ね44年の歳月が経過し、阪神大震災や東北大震災、この度のコロナによります中止を差し引きますと、今年の大会は37回を迎えるのであります。  初代小津コミッショナー、続く、瀬川(広島北RC)、玉井(京都伏見RC)コミッショナーのリーダーシップのもとにコミッショナー委員の皆様、そして全国のロータリークラブ野球同好会の皆様の大変なご尽力で今日の発展がございます。  この度、玉井前コミッショナーの思いがけなくの急逝で広島北RCの私がコミッショナーを仰せつかりました。浅学非才な者ではありますが、重任の加重を痛感し努力を致す所存でございます。玉井直前コミッショナー様への心からのご冥福をお祈りし、玉井様、更には、これ迄多大なご尽力下さいました多くの関係者の皆様のご活躍に心から感謝を申し上げ、残りました委員の皆様と新たに加わって頂いた委員の皆様が一丸となり、この伝統を繋ぐ所存でございます。一層のご指導とご協力をお願い申し上げる次第です。  甲子園球場は、野球に関係している者に取りましては特別な球場であります。この球場で多くの友情を拡げて、数多くの感激の思い出を作って下さること期待申し上げ挨拶と致します。